先日、事務員さんから、「今週、特に先生の機嫌が悪くて、良くない影響が出ている」と直言されました。 お客さまや他の人には丁寧に接することが出来ても、家族や従業員に対する所有意識から雑に接してしまう外っ面がよい状態だったなと改めて思いました。 当然、大切な商談であったり、仲良くしたい人と会ったりしている時は、相手をゲストとして、より大切に扱うということを意識し続けることができます。 相手をゲストとして扱う意識をしなければできないことを、誰に対してでも、いつでもできるようにすることが今の自分に不足していることだと理解しました。 不慣れなことは意識しなければできませんが、何事でも練習を重ねていけば無意識に自然とできるようになります。 例えばそれが、自転車に乗ることであったり、ムエタイのフォームであったり、お茶のお点前であったりするわけです。 それと同じように仕事中の事務所内でも自分自身の振る舞いを意識して取り組むことで、従業員に対しても常に良い接し方できたら、自分の性格や在り方を根本的に変えることが出来る、やりがいのあるチャレンジだなと思っています。 私は“何か起きても自分も含めて誰も悪くしない解決方法”を普及していきたいというビジョンがあります。それは職場でも、法律事務所のサービスとしても、紛争解決としても、あらゆる場面で普及していきたいのです。 そのために、まずは私自身が成長して、事務所内で起きているミスマッチを自分も相手も悪くしない方法で解決し、もっと事務員さんを勇気付けて、弁護士事務所としてもっと人のお役に立てるように有限実行していきたいと思います。 今回、成長の機会をくれた事務員さんには感謝しつつ、今後は私自身が成長し、居心地の良い職場を創っていきたいと思います。 これからより一層、精進して、より良い法律事務所として、成長していきます。 稲吉法律事務所は、人に寄り添えるサポートを心掛けています。 男性弁護士には相談しづらいことも、女性弁護士が在籍していますので、安心してご相談ください。
