元裁判官の私だから気づけた、頼れる弁護士の本質とは!?


先週、ふと考えたことが3点あるので、その内容をまとめて発信します。

私には、裁判官という経歴があります。
そして、裁判官として数多くの事件を扱い、判断をしてきた経験は、私の弁護士としての大きな基盤となっています。
しかし、恥ずかしながら、弁護士に転身した当初の私は、決して依頼者の力になれる弁護士ではなかったと痛感しています。

1. 裁判官としての聞き方が抜けなかった過去
裁判官の仕事は、提出された証拠をもとに、中立な立場から客観的に裁くことです。
そのため、裁く側と裁かれる側が一体では成立せず、一歩引いた視点から冷ややかに事案を見ていました。

そして、相談に来られた依頼者様のお話を、まるで裁判官のように離れた立場から冷ややかに聞いていたのです。
さらに、人と距離があると、上にズレれば上から目線、下にズレれば卑屈になってしまいます。
しかし、不安を抱えて事務所のドアを叩いてくださった依頼者様が求めているのは、自分の味方として寄り添い、共に戦ってくれる熱意や主体性だったのです。当時の私は、弁護士としての基本的な聞き方ができてなかったと反省しています。

2. 弁護士の本来の役割への再認識
私は、独立し、依頼が少ない中、弁護士の本来の役割を深く考えてみました。弁護士とは、依頼者の利益のために証拠を泥臭く集め、有利な事実を組み立てて主張する伴走者でなければなりません。

どれだけ「元裁判官」という看板があっても、弁護士のふりをした裁判官では、まったく意味がありません。
裁判官としての知識、経験はあっても、一旦裁判官としての聞き方、考え方を捨てて、弁護士としての本来の役割を理解し、「弁護士」になりきってこそ、皆さんの期待に応えることができます。

3. 今、元裁判官の経験を最大の武器に
過去の葛藤を経て、今の私は「裁判官の視点(=裁判所がどう判断するか)」を熟知しているという強みを、100%依頼者のために使えるようになりました。基本能力を徹底的に磨きながら、誰よりも話しやすく、かつ頼もしい味方でありたいと願い、日々の職務に励んでおります。

■ 法的トラブルでお悩みの方へ
「話しやすい」弁護士などとセールスポイントを強調することがありますが、いくら話しやすくても、弁護士として訴訟に弱い、交渉に弱い、法的思考も弱いでは、何の意味もありません。

元裁判官だからこそ、裁判官の経験を弁護士業務に活かし、依頼者を勝たせる方法を導き出すことができます。法律に関することや身近なトラブルなどでお困りごとがあれば、弁護士と元裁判官の2つの視点で最適解を導き出します。

当事務所は、確かな「事案把握力」と「裁判所の視点」を掛け合わせ、独自の視点でお客様に寄り添って相談を受けることができます。
「こんなことを相談してもいいのだろうか」と躊躇されている方も、どうぞ安心してお気軽にご相談ください。あなたの権利と未来を守るため、全力を尽くします。
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