良いことをしようという志は、とても大切です。 意図的に悪いことをするのは論外ですし、悪い結果になると分かっていながら手をこまねいて見ているのも同罪だと私は思っています。 一方で、「動機善」という言葉があります。 いくら結果や成果を気にしても、それが本当に良い結果になるかどうかは、最後まで分かりません。だからこそ、自分の動機が善であるならば、まずは行動してみようと背中を押してくれる、非常に心強い言葉だと捉えています。 これがもし、これは自分や相手、第三者にとって善か悪か、しばしば自分、依頼者にとって損か得かと計算し出すと、どうしても足がすくんで行動できなくなってしまいます。 私が日々の弁護士業務の中で、動機善はもちろんですが、最近特に意識しているのは“自由を作り出す”ということです。 ご相談者様の中には、どうしようもない状況や、八方塞がりのデッドロックに乗り上げてしまっている方が多くいらっしゃいます。 「もうこれしか方法がない」 「相手の言う通りにするしかない」 そう思い詰めていると、人は主体性を失い、自分で切り開いていく気力や生き生きとした感覚を失い、深い息苦しさを抱えてしまいます。 そんなとき、私は弁護士としてもう一つの選択肢を一緒に作り出しています。 人間は、これしかないと選択肢がない状態と選択肢がある状態では全く次元が異なります。 たとえ最終的に今までと同じ対応を続けるという道を選んだとしても、これしか無理だと諦めているのと、2つの選択肢のうち、あえてこれを選んだと自分で決断するのとでは、心の持ちようがまったく違います。 自ら決断したという段階を踏むことで、その人の生き生きとした力が蘇ってくるのです。 ご相談をお受けしていると、ご本人は「そんなことは無理だ」、「自分にはできない」と思い込んでおられることがほとんどです。 それでも私は、ご本人のお気持ちをそのまま受け止めつつも、諦めずに、選択肢を増やすための違う対応や新しいあり方を提案するようにしています。 選択肢を作るだけで、自由が戻ってきますし、自分が引き受けたと前向きになれます。 この自由は、物理的な自由もそうですが、何より大きいのは“心の自由”そして“心の余裕”ができることです。 選択肢を増やすだけで、心に余裕ができます。 その心の余裕(心のスペース)を作ることが、人生を大きく変えるきっかけになります。 今、何かに追い詰められ、「これしか道がない」「どうにもならない」と頭を抱えている方がいらっしゃれば、一度その見方を緩めてみませんか。 和敬法律事務所は、あなたが自分自身の自由と自分の人生を生きているという感覚を取り戻せるよう、諦めずに一緒にもう一つの選択肢を探し、創作し続ける存在でありたいと思っています。 何かお困り事があれば、些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

