瀧野先生を取り上げた番組「Dear にっぽん」を観て

先日、私が中学生時代にお世話になった学習塾の塾長であった瀧野先生のミャンマー支援を取り上げた番組がテレビ放送されたので観ました。

私がお世話になった33年前と比べて、外見は白髪となり年齢を重ねておられましたが、あの頃のままの先生がいらっしゃいました。

瀧野先生は、62歳で所属されていた団体の活動でミャンマーを訪問し、それをきっかけに学習塾を知人に譲ってミャンマーの方に対する支援に身を投じたとのことでした。 「宝の山に入りて手を空しくして帰る」という言葉があります。 貴重なチャンスがあってもそれを掴むことなく過ぎてしまうという意味です。

訪問を単なる団体の活動の一環と瀧野先生が捉えていたら、今の活動をされていないかもしれません。 何をしていても、命を燃やしている時間です。

自分の捉え方次第で、一生に一度のチャンスとすることもできますし、昨日と同じ今日としてしまうこともあり得ます。 毎日過ごしていれば、いつもと変わらない出来事、良い出来事、時には悪い出来事、生活をしていれば色々なことが起こります。たとえ悪い出来事が起こってしまったとしても、それすらもチャンスと捉えることができれば、その人の人生は好転することでしょう。 その時はそう思えなくても、最終的にチャンスを掴んだと感じることができれば、それはある意味、成功だと思います。

今日はまたとない良い日(チャンス)であると捉えて、相談者の方、依頼者の方にお役に立てるよう日々新たな気持ちで執務してまいります。 このような学びを与えてくれた瀧野先生に、この場を借りて改めて心から感謝を申し上げます。

稲吉法律事務所は、人の心に寄り添えるサポートを目指しています。 男性弁護士には相談しづらいことも、女性弁護士が在籍していますので、安心してご相談ください。

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