弁護士は「説得する仕事」です。
依頼者の請求を実現するには、相手方や裁判所を説得する必要があります。
大きなトラブルや人生に刺さった刺のような問題を解決するには、依頼者や相談者であるその人自身が区切りをつける必要があります。
裁判で勝ったら自動的に区切りがつくわけではありません。これで区切りにしましょうと心の整理を助けるときには依頼者に対する説得力が必要になります。
もちろん、依頼を受けるときは、「私に依頼して下さればこんな明るい未来があります」とこの世のどこにない「虚」の話をしますから、その場面でも説得力が必要になります。
説得力は弁護士が意識して言ったこと、例えば、何かセールステクニックみたいなものから増したり減ったりするのでしょうか。
私はそうではないと思います。
人はその人が言っていることだけではなく、むしろその人がやっていることを見ていると言われます。
意識して発したメッセージは説得的でも、その態度であったり、雰囲気であったりが説得力を減じることは多々見られます。
例えば、自分は肥満体なのに、瘦せて健康になることの大切さを説いてダイエットプログラムを売っているトレーナーを見たら、そんなに健康が大切ならそのプログラムを使って自分が瘦せてから売りに来てくださいと思ってしまいます。
弁護士では、弁護士時間などと言われる約束の時間や期限を守らないとき、自分の時間もコントロールできないのに、依頼者の問題を解決するという約束・言葉は本当に実現できるのかを見られています。
他にも、送ってきた書類の宛名が間違っている、書面に誤字脱字がたくさんある、事務所にゴミが落ちている、明らかに記録が整理されていないなど、いろんなところで説得力に繋がる評価が左右されています。
要するに、弁護士に限らずですが、言動だけではなく、日々の態度など全てを見られて、評価されているわけです。実際に言葉で伝えるのは下手だけど、日々の真摯な生活態度で信頼を得て評価されている人もいます。
もちろん、弁護士は依頼者とも話さなければならないし、法廷でも話さなければなりませんから、その言動はとても重要です。全てに細心の注意を払いながら、毎日と真摯に向き合うことで説得力が増すのだと信じています。
私もその道の専門家に何かをお願いすることが多々ありますが、小学生でも分かる間違いや小学生から見てもきちんとしていないところを見つけてしまうとその人の話が入らなくなって、むしろ、不信感が芽吹いてしまいます。
小学生が分かることを言い換えると「凡事」と言われます。
弊所では、有資格者・無資格者を問わず、「凡事徹底」を心がけています。
正直、弁護士同士の能力差は容易には見えません。
でも、小学生でもわかる凡事であれば、できているかできていないかは誰が見ても判断できます。
実は、凡事ができるかできないかの微差が大きな差になっているかもしれません。
だからこそ、凡事徹底を意識して、そのレベルを上げることで、顧問先の企業様、一般の依頼者の方への説得力を増し、信頼が得られるものと信じています。
和敬法律事務所では、凡事徹底を大切に仕事をしています。
弁護士として、そして一人の人間として、素晴らしい生活を和敬法律事務所で共に実現してみませんか?
ご自身はもちろんですが、もしお知り合いで弊所の想いに共感していただける弁護士資格をお持ちの方がいましたら、稲吉までご連絡いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

