「知っている」と「掴んでいる」の違い

弁護士という職業柄、私は常に「予測」を繰り返してきました。
事件の着地点を読み、最善と最悪のシナリオを想定する。
その範囲内に結果を収めることが、プロの仕事だと信じていたからです。

ところで、人との関わり方は、テイカー、マッチャー、ギバーという3つに分類することができます。
私は、優等生的に、その場で見返りを求めない行動をする「ギバー」でありたいと願ってきました。
しかし、ふと自分の行動を省みると、違和感に気づきました。
用件がなければ電話をせず、会話は常に着地を意識して、相手方がこう言ってきたら、こう返すと格闘しています。
無意識のうちに、自分が提供した労力、時間に見合う「予測通りの結果」を求めている自分がいたのです。
そう考えると、直ぐにその場で見返りを求める「マッチャー」そのものでした。

人との協力や信頼関係には、想像を超える「化学反応」が眠っています。
しかし、私が結果を予測し、その枠内に収めようとすることで、
本来起こるはずだった、その人が本当に欲しい、想像を超える成果という化学反応を潰してしまっていました。
すなわち、私が良い悪いと判断している考えの予測内にコントロールして、考えを押し付けていました。
また、成果がでそうにないと自分で判断して、行動を止めることも多々ありました。

「知っている」ことと、体感として「掴んでいる」ことは違うと改めて実感しています。

相談者、依頼者、従業員への貢献について、自分の思い込みで限界を付けない事、それが良いか悪いかは自分ではなく、受け取られた方の判断に委ねられてる事。
その中でも貢献という目的を見失わずに、相手の考えに合わせてその場で創作していく事を実践することが必要です。

ここで、私自身のこれからの挑戦を宣言します。

自分で成果を勝手に小さく見積もるのは、もう終わりにします。
予測を手放した先にこそ、真の信頼と、想像を超えた解決策があると信じて。
ただ純粋に、目の前の人への貢献に没頭していきたいと考えています。

「声なき人の声になる」
このミッションを成し遂げるために、さらに自分を高め、社会貢献に努めたいと思います。

何か些細なことでも構いませんので、お困りごとがあれば、和敬法律事務所までお気軽にご相談ください。
あなたの想像を超える成果に導けるように、弁護士一同、サポートさせていただきます。
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